神奈川県の相模原市相原にあるお寺曹洞宗、龍源山「正泉寺」です。

お寺便り

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 3-1 龍 泉 第20号(平成29年1月1日発行)
 発行  
龍源山 正 泉 寺
神奈川県相模原市緑区相原六丁目6番2号
関東百八地蔵霊場 第91番札所
〒252-0141    電話 042-772-2938

謹んで新年のご挨拶を申しあげます

平成29年の新年を迎えました。檀信徒の皆様のますますのご健勝とご多幸をお祈り申しあげます。

 さて、昨年は皆様にとってどのような一年でしたか。「後悔」と「反省」という言葉があります。「後悔」はやり残した・充分ではなかったという思い、「反省」は振り返ってみたときに、より良くできたのではないかという、次につながる前向きな思いです。かの孔子も、毎日自分の身を何度も反省すると述べています。ぜひとも明日につながる一歩を歩まれますよう、日々の行いを見つめて生活なさってください。

 平成28年春彼岸の「正泉寺寄席」には、第1部に八王子マジシャンクラブよる手品・腹話術、第2部に神田松之丞師匠(二つ目)の講談と春風亭一藏師匠(二つ目)の落語が催されました。その一部を正泉寺のホームページで公開していますので、ぜひご覧ください。

 6月3日には西岡邦全大和尚(正泉寺第23世再中興)の壱周忌の法要が行われました。導師には林秀穎老師(正泉寺監査・世田谷学園監事・東京都港区常林寺住職)を拝請しました。

 当日は、法類ご寺院、教区ご寺院、正泉寺関係ご寺院様等をはじめ、現住職の友人である常安寺(宮古市)、久昌寺(盛岡市)、正円寺(京都市)も来寺いただきました。

 8月20日の相原八幡宮祭典では、相原地区は土砂降りの雨に見舞われ、大戸地区には避難勧告が発令さました。この日、住職は檀信徒有志と永平寺参拝旅行中で、庫裏が雨漏りで大変な状況になっているとは全く知りませんでした。

1.「客殿」と「龍昌庵」の利用について

 「客殿」は、昨年11月に要望の多かったテーブル・椅子席に変更いたしました。これにより、40~50名程度の法要後の会食のご使用でも、身体へのご負担が軽減されるものと存じます。

 「龍昌庵」は本来「地蔵堂」ですが、「檀信徒会館」の機能を持たせております。休憩所として、また法事後の会食、家族葬としての式場、梅花講員や檀信徒の憩いの場所として使用しております。また、正泉寺を使用してのご葬儀も、本堂(原則として、金曜・土曜・日曜は法要優先)と龍昌庵(曜日を問わず)を選択することが可能です。菩提寺を式場とした葬儀をご希望される方はご連絡下さい。

2.大本山永平寺参拝について

 昨年8月、護持会役員会が企画した「大本山永平寺の燈籠ながし、白山スーパー林道・飛騨高山の旅」のご案内をさしあげたところ、多数のお申し込みをいただき有り難うございました。

 初日は、自殺防止活動で知られる東尋坊の茂幸雄先生を表敬訪問。その後、正泉寺の弟子、良峻が修行している大本山永平寺へ向かいました。

 夕刻に九頭竜川永平寺河川公園に赴き、永平寺の修行僧ら約120名による「大施食会法要」に参列、参加者全員の先人たちへの供養と感謝の思いを込めて「供養燈籠」を九頭竜川に流しました。
この行持に流される燈籠は約1万基で、日本最大と言われております。

 二日目の朝は、永平寺修行僧約200名の読経による参加者各家の先祖代々諸精霊の供養法要、弟子の良峻先導による諸堂拝観、記念撮影後、お寺を後にしました。

その後、白山スーパー林道を通り五箇山(相倉合掌集落)へ。五箇山での昼食は山野菜中心の料理で、大変美味しく素晴らしいものでした。

昼食後、白川郷を一望できる景勝地で休憩し、飛騨高山に宿泊しました。
三日目は高山の朝市を散策後、上高地に赴き夏山の素晴らしい空気を満喫しました。

 

3.梅花講について

梅花講は、月5回程の練習に引き続き茶話会や有志による正泉寺境内地の清掃を行うほか、梅花流全国奉詠大会(平成28年5月18日、富山市綜合体育館にて開催)神奈川県第二宗務所主催の梅花流管内奉詠大会(平成28年11月7日、鶴見大学附属中学校・高等学校にて開催)に参加しています。

 

 


平成28年1月15日発行の「お寺の便り」(抜粋)

 3-1 龍泉第19号(平成28年1月15日発行)
発行  
龍源山 正 泉 寺
神奈川県相模原市緑区相原六丁目6番2号
関東百八地蔵霊場 第91番札所
〒252-0141    電話 042-772-2938

寒中お見舞い申しあげます

平成28年を迎えました。檀信徒の皆様のますますのご健勝とご多幸をお祈り申しあげます。
平成26年2月15日の豪雪は近年まれに見る大変な状況でしたが、今年は幸いにも暖冬との気象庁発表もあり、安堵しています。

昭和60年頃・年賀受け

昭和60年頃・年賀受け

さて、昨年6月25日には、東堂大和尚(正泉寺23世再中興/西岡邦全大和尚)が96歳で遷化されました。葬儀の際には、教区ご寺院様や関係のご寺院様、正泉寺役員各位、梅花講員各位、檀信徒各位、隣組や近隣の方々にお手伝い・ご会葬を賜り、心を込めて無事にお送りすることができました。厚くお礼を申し上げます。
 これに伴い、檀信徒有志による永平寺の参拝旅行が中止となり、除夜の鐘も今回に限って規模を縮小して実施をしました。多くの皆様方のご理解とご協力を賜りましたことも、重ねて厚くお礼申し上げます。
 東堂(住職を後任に譲った人の尊称)大和尚の主たる経歴については、逮夜(通夜)の席上でお話をさせていただきましたが、不在の方々もおられましたので、ここで再度ご紹介いたしたいと存じます。 

                     
 東堂大和尚は6歳の時に母親が亡くなられたため、その後は男所帯で子供の頃から家の手伝いをしていたので友達も少なかったようです。父(正泉寺22世・西岡義範大和尚)の勧めで電機の勉強をしていました。ラジオの製作が得意で、試作したラジオを貰った方もいたようでした。農蚕学校(現・県立相原高校)に通学する頃は、早起きしてお弁当を作り、三屋の農道を歩いて通学していたそうです。

 昭和12(1937)年に大本山總持寺で修行生活に入りました。修行中の昭和16(1941)年7月に召集され、軍隊では電気に詳しいとのことで無線係を任命されたそうです。

 昭和21(1946)年に国立学園へ就職(昭和49・1974年迄)することになりました。

 昭和25(1950)年4月に正泉寺住職に任命され、爾来50余年住職を務め、平成16(2004)年8月1日に退董(たいとう/住職を辞すること)し東堂となりました。

 昭和28(1953)年のテレビ放映開始を受け、部品を買い揃えてテレビを作成、当時の人気番組であったプロレスの放映時間には、近隣の方々が大勢来寺されテレビ観戦をしました。

 昭和39(1964)年の東京オリンピックの年には、組み立てキットを購入してカラーテレビを作成しました。当時のカラーテレビは、完成品をで購入すると70万円位したそうです。

 昭和30年代から40年代にかけては、写真機購入、オートバイや自家用車、アマチュア無線等、とにかく機械いじりには余念がありませんでした。オートバイでは月光仮面で有名なホンダ・ドリーム号、自家用車ではマツダR360など、初期の東洋工業の車たちが記憶にあります。

 現在の携帯電話がない時代、無線を自家用車に搭載して楽しんでいました。厚木付近まで移動中の会話が可能でした。自宅の無線機からは、遠くはマラッカ海峡を通過している日本のタンカーと会話ができたと自慢していました。故・阿部良一氏の依頼で山の遭難者救助にも協力しました。

 住職の在任中は、本堂北側の墓地区画整理をはじめ、個人の土地を3回にわたり正泉寺に寄付するとともに、多くの伽藍の新築並びに改修工事を行いました。

昭和30年頃の年始参りより

昭和30年頃の年始参りより

伽藍等の関係

   昭和31(1956)年 本堂のセメント瓦をトタン屋根に改修
昭和36(1961)年 庫裏のかやぶき屋根を能登瓦に改修
昭和41(1966)年 庫裏の台所、浴室の改修、物置(現客殿の位置)の再建
昭和48(1973)年 本堂の天井板張り替え
昭和49(1974)年 開山堂の床板張り替え、本堂横の納戸併設
昭和52(1977)年 本堂の床上げ、室中の床の間、庫裏東南に8畳間完成
昭和56(1981)年 地蔵尊の屋根完成
昭和58(1983)年 開山堂内部改修
平成01(1989)年 土蔵、書院完成、旧阿弥陀堂土地のフェンス完成
平成05(1993)年 大門先の塀完成、屋根塗装、参道アスファルト舗装
平成06(1994)年 墓地北側(八幡様側)万年塀改修工事
平成08(1996)年 山門にかかる市道を払い下げ
平成11(1999)年 物置小屋再建(現在)
平成12(2000)年 阿弥陀堂再建
平成13(2001)年 客殿を新築
平成15(2003)年 鐘楼堂を新築

 仏像等の関係

昭和45(1970)年 「六地蔵尊」開眼、無縁墓地完成
昭和47(1972)年 門前に「正泉寺碑」建立
昭和54(1979)年 「延命地蔵尊」、「如意輪観世音菩薩」建立
昭和59(1984)年 「招福地蔵尊」建立
昭和62(1987)年 「しあわせ地蔵尊」建立
平成02(1990)年 関東路百八地蔵尊霊場・第91番札所になる
同     飯島芳子様寄贈の「聖観世音菩薩像」完成
平成05(1993)年 「益進学舎開設の碑」を建立、題字は神藤松代様
平成10(1998)年 大門先「子安地蔵尊」再建、「不許葷酒入山門」碑再建
平成12(2000)年 旧「阿彌陀三尊」修復、新「阿弥陀如来」入仏
平成13(2001)年 「半迦地蔵尊」本堂西に安置(2014・平成26年龍昌庵へ)
平成14(2002)年 本堂「虚空藏菩薩三尊」修復


第23世・西岡邦全大和尚による個人財産の寄付関係

昭和58(1983)年 本堂西側の墓地用土地を正泉寺へ寄付
平成04(1992)年 阿弥陀堂敷地を正泉寺へ寄付
平成10(1998)年 第一駐車場の土地を正泉寺へ寄付
平成15(2003)年 鐘楼堂と鐘楼の建設費の原資を寄贈

 以 上

1.春のお彼岸供養について
昨年(平成27年・2015)の春彼岸は、例年の「彼岸法要」に引き続き、本堂で「正泉寺 寄席」(落語)を開催しました。

    今 井 有 莉 さん/小学校3年生/神藤昭嘉様の親戚のお子様

    林 家 ひろ木 師匠/南京玉すだれ、津軽三味線

    鈴々舎 馬るこ 師匠/落語、ひろ木師匠とのコント等

 

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今年は「手品」等を予定しています。詳細は後日お知らせいたします。 

2.永平寺参拝旅行
 昨年は7月上旬に実施予定でしたが急遽中止とし、本年度に再度検討・準備をいたします。

3.除夜の鐘
 例年午後10時30分から約2時間の受付としていましたが、今年度は実施規模を縮小し、受付時間も午後10時から午後11時までとしました。来寺者数は終了時間を早めたため、例年の約3割(約110名)でした。 

4.梅花講について
 梅花講は、月5回程の練習に引き続き茶話会を行うほか、神奈川県第二宗務所主催の梅花流管内奉詠大会(平成27年11月4日・開催)に参加しています。

5第二宗務所主催 第43回梅花流管内奉詠大会/鶴見大学附属中学高等学校にて

 

 

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平成27年1月1日発行の「お寺の便り」(抜粋)

 3-1 龍泉第18号(平成27年1月1日発行)
発行  
龍源山 正 泉 寺
神奈川県相模原市緑区相原六丁目6番2号
関東百八地蔵霊場 第91番札所
〒252-0141    電話 042-772-2938

謹んで新年のご挨拶を申しあげます

1平成27年の新年を迎えました。檀信徒の皆様のますますのご健勝とご多幸をお祈り申しあげます。
昨年2月8日の積雪と、続く15日の豪雪は近年まれに見る大雪で、皆様も大変な思いをされたことと存じます。町田街道、津久井街道をはじめ、多くの幹線道路で積雪のため自動車の通行ができなくなったり、公共交通機関も乱れたりして、中には自宅に帰れたのが翌日以降であったとのお話もお聞きしました。渋滞の中、沿道の方々による「おにぎり」の差し入れや、談合坂SAでのパンの配布といったニュースにも触れました。「○年ぶりの……」という報道にもたいして驚かなくなりましたが、気候変動が生活に与える影響も多い昨今です。不測の事態の中、冷静に対応する人々やお互いに助け合う姿の素晴らしさに、心の温まる思いをいたしました。

龍昌庵のご本尊「延命地蔵様」/平成26年6月20日・撮影

龍昌庵のご本尊「延命地蔵様」/平成26年6月20日・撮影

さて、平成26年度の施食会(10月7日)の檀信徒総会で、「龍昌庵」の建立についてご説明を申し上げました。
 建立の経緯並及び由来については、昨年の「龍泉」でご説明した通りですが、その後、平成26年1月下旬に上棟、6月20日に正泉寺の役員並びに梅花講員の方々にご参集いただき、本堂に安置しておりました延命地蔵菩薩様を「龍昌庵」のご本尊としてお迎えする遷座(せんざ)式を修行しました。

 

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  遷座式法要と淨道場(道場のお清めの儀式)/吉川哲夫氏撮影

1.「龍昌庵」について

 「龍昌庵」は本来「地蔵堂」ですが、「檀信徒会館」の機能を持たせております。靴のまま入室できる堂内やテーブル・椅子席であることが特徴です。
 既に、護持会役員や梅花講員が境内清掃等の後に休憩所として、また法事後の会食、家族葬としての式場、梅花講員や檀信徒の憩いの場所として使用しております。
 今まで法事後の会食は「客殿の和室」のみでしたが、今後は龍昌庵の椅子席も選択して利用できるようになりました。
 また、正泉寺を使用しての「ご葬儀」も、本堂(原則として、金曜・土曜・日曜は法事優先)と龍昌庵(曜日を問わず)を選択することが可能になりました。
 近隣の檀信徒の方々からは、菩提寺「正泉寺」を式場とした葬儀であれば、徒歩で参列できるとのことで大変好評です。実際に、過去2年間で約10件のご葬儀が行われました。

2.秩父観音札所めぐり

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第1番 四萬部寺

昨年は、「秩父観音34霊場」札所が『総開帳』の年でした。
 観音霊場の各寺院ご本尊様は、普段は秘仏として扉が閉じられております。観世音菩薩様の眷属(けんぞく=従者)が馬であることから、古来より12年に一度訪れる午歳にあわせて札所の扉が開き、ご本尊様のお姿をお詣りする『総開帳』が行われます。
 この勝縁にあわせて、全行程を1日ずつ4回(4月に2回/10月に2回)に分けて巡拝いたしました。

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 羊山公園「芝桜の丘」  第34番 水潜寺

 

3.消防訓練について

9護持会役員は、任期満了(平成26年3月31日)に伴い、4月から新役員の執行部へと移行しました。
 これを機に、3年に一度の消防訓練を11月7日に実施しました。参加者は、護持会役員と梅花講員、並びに近隣檀信徒有志の皆さんでした。
 訓練の内容は、火災通報、参拝者の避難・誘導、建物管理警備会社の役割確認、消防隊員による消火器使用方法の説明、並びに参加者による消火器の使用体験、消防隊員による放水等でした。

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4.梅花講について

 梅花講は、月5回程の練習に引き続き茶話会を行うほか、神奈川県第二宗務所主催の梅花流管内奉詠大会(平成26年11月5日・開催)に参加しています。

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第二宗務所主催 第42回梅花流管内奉詠大会/鶴見大学附属中学高等学校にて

※ 正泉寺のホームページを開設しました。http://shousenji.com 、又は、  「相模 正泉寺」で検索できます。正泉寺のミニ・パンフレットを作成しましたので、あわせてご覧下さい。


平成26年1月1日発行の「お寺の便り」(抜粋)

 3-1 龍泉第17号(平成26年1月1日発行)
発行  
龍源山 正 泉 寺
神奈川県相模原市緑区相原六丁目6番2号
関東百八地蔵霊場 第91番札所
〒252-0141    電話 042-772-2938

謹んで新年のご挨拶を申しあげます

平成26年の新年を迎えました。檀信徒の皆様のますますのご健勝とご多幸をお祈り申しあげます。
さて、施食会(10月7日)に引き続き行われた檀信徒総会でご報告申しあげた「遺贈された土地」の件について、改めてお知らせいたします。
平成21年に故・小川秀雄様から遺贈を受けた土地は正泉寺より少し離れた場所にありました。遺贈を受ける際、ご遺族様との話し合いで、「将来、正泉寺に隣接する場所に購入可能の土地ができたら遺贈された土地を売却し、正泉寺に隣接する土地を購入する」とのお約束ができておりました。そして今年度、多くの方のご縁を頂戴し、正泉寺の東側に隣接する土地を購入いたしました。
その土地を境内地として登記するために「龍昌庵」(龍源山正泉寺とその古名、昌泉寺から一字ずつ取って命名。ご本尊はお地蔵様)として建立することにいたしました。なお、この「龍昌庵」は檀信徒会館としても使用できるように設計いたしました。
今年度の他の主な事業として、相原十字路(二国橋)前の土地の一部を華蔵院様に売却し、その売却費で本堂横の控室を増築しました。
また山門前参道の中央を「石畳」として整備いたしました。

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新しい参道―平成25年12月28日撮影―

1.「東日本大震災復興応援」について

昨年6月、護持会役員会が企画した「東日本大震災復興応援と中尊寺の旅」のご案内をさしあげたところ、多数のお申し込みをいただき有り難うございました。
初日は盛岡到着後、龍泉洞を見学し田老町へ向かいました。田老町は過去に何度も津波の被害を受けている場所です。しかし今回の津波は想像を絶する規模でしたので、新しい防波堤はすべて破壊され、ほとんどの家屋が流失してしまいました。
ところが、不思議なことに古い防波堤はその原型を損なうことなく残っておりました。地元の方の説明によると、昔の人は「とにかく頑丈に造る」ことを考えて防波堤を設営したとのことですが、津波はこの古い防波堤を乗り越えてきたそうです。

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 盛岡名物の「わんこ蕎麦」 左側が新防波堤、右側が旧防波堤(田老町) 

浄土ヶ浜で名高い宮古市に向かう途中にも過去の大津波到達地点の表示があり、複雑な思いを抱きながらホテルに向かいました。翌日はホテルからほど近い宮古市の常安寺を訪問しました。常安寺はご住職様が私の高等学校時代からの友人で、檀家数は2,000軒を超える、地元では一番大きなお寺です。津波の際の避難者は200名ほど。40日余りを本堂で過ごされました。檀家で津波の犠牲者となった方は87名とお聞きしました。
慰霊碑の前で阿部老師ご導師のもと、参加者全員で追善法要を営み、亡くなられた被災者の方々のご冥福をお祈りしました。

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 常安寺ご住職・阿部文海師  宮古市・魚菜市場にて

震災から1,000日が過ぎ、間もなく満3年を迎えようとしています。津波の被害を受けた住居跡には雑草が生い茂り、復興の難しさを感じます。被災地では被災した建物などを災害遺産として残すべきかどうかという議論もされています。私たちが不用意に「瓦礫」と呼んでしまう思い出の品々の処理が進む中、人々の生活の再建をどうするか、仮設住宅にいられる期限もあとわずかとなった今、その対策が急がれます。
「災害は必ずやってきます。あなたの住んでいる町にも……。そのときどうしたらよいか。来てから考えるのでは遅すぎます。携帯電話は使えません。食料の備蓄や家族との連絡方法は……」。これは被災された方々から何度も聞かされた言葉です。
正泉寺もいざというときは地域の避難所になる可能性があります。檀家の方のみならず、多くの方がお越しになることも想定されますが、備蓄品などは必ずしも十分ではなく、これからの課題です。それぞれのご家庭でも対策をお考えください。
「計画停電?……。何とかなっているじゃないか……」。私たちは忘れてしまったのでしょうか。いえ、考えたくないだけなのかもしれません。油断大敵です。

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 観光船ではカモメの歓迎を受けました(宮古市・浄土ケ浜)  世界遺産・中尊寺金色堂

2. 梅花講の主な行持

梅花講の活動として、月5回程の練習に引き続き茶話会を行うほか、神奈川県第二宗務所主催の梅花流管内奉詠大会に参加しています。

第二宗務所主催
第41回梅花流管内奉詠大会

平成25年11月5日
鶴見大学附属中学高等学校講堂

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思い出写真館 1962(昭和37)年ごろ

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      参道には並木と生垣が、山門の左右には
      欅や銀杏の木がありました。
      今では生垣がコンクリートの塀に変わりました。
      台風で倒れるなどして今はありません。
      八幡様の大欅も見えます。
 庫裡の台所を改築中です。

 

平成25年1月1日発行の「お寺の便り」(抜粋)

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謹んで新年のご挨拶を申しあげます

読経中に合掌される法王様

読経中に合掌される法王様

平成25年の新年を迎えました。檀信徒の皆様のますますのご健勝とご多幸をお祈り申し上げます。護持会役員会が企画した、「ダライラマ法王 横浜講演」(演題、『こころを育む』~絆を深め、豊かな社会へ~/昨年11月4日に開催)のご案内を檀信徒各位に申し上げたところ、約30名のお申し込みをいただき有り難うございました。
講演でダライラマ法王は、日本文化に根付いている「絆」の精神を賞賛され、「経済危機・自然災害・環境破壊等の難題を乗り越えて、人々が調和に満ちた社会を築くことが大切です」と話されました。
当日は、講演開始に先駆けて「般若心経」をチベット語・中国語・韓国語、そして日本語では東京曹洞宗青年会有志が読経いたしました。各国のみならず日本でも多くの宗派で読経している「般若心経」。外国語でお唱えする「般若心経」を聞く機会はなかなかないことでした。

 3-14 日本では読経の際に、鐘や木魚(または、太鼓)を使用しますが、外国ではこのように楽器を使用する国もあります。

さて、震災をきっかけに私達が忘れかけていた「助け合い」「絆」の精神は、世界に誇るべき文化だと思います。それは仏教発祥の地インドにおいても残っています。
インドの地方の町に行くと、日中数人の男性が車座になって談笑している光景をよく見かけます。これは日本の井戸端会議によく似ています。日本と違う点は、集まっているのは男性であることです。この方たちは仕事をせずに何をしているのか、と疑問に思い聞いてみました。それによると、人口が中国に次いで多いインドでは、特に地方で仕事そのものが少なく、一つの仕事を時間を区切って数人でこなしているとのことです。男性達はその仕事時間を調整し、生じた休憩時間で談笑しているとのことでした。当然のこと乍ら、仕事の時間が短いため収入も少ないはず。少ない収入でも生活できれば良いと考えて、お互いが仕事を譲り合っているのです。この精神こそ「助け合い」や「絆」の精神につながるものなのでしょう。

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シルクロード・敦煌仏教美術の原点となったインド・アジャンタの石仏と壁画

 「お互いに助け合う心」…….。この世界に誇れる日本の文化を大切にし、後生に伝えていきたいと思います。
講演終了後、横浜中華街で食事会をいたしました。

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1.東日本大震災の募金活動について

平成23年、平成24年の春彼岸に実施した「東日本大震災の支援募金」に引き続き、第3回目を春彼岸期間中に実施したいと思います。檀信徒各位のご協力をお願い申し上げます。

 

2.梅花講員の主な行事

梅花講の活動として、月5回程の練習に引き続き茶話会を行うほか、神奈川県第二宗務所主催の梅花流管内奉詠大会に参加しています。

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第二宗務所主催・第40回梅花流管内奉詠大会(平成24年10月30日)
(於 熱海市・後楽園ホテル)

大会終了後、小田原で参加者全員で食事をいただいて帰りました。
他に一日研修旅行(平成24年度は、護持会主催の「ダライラマ法王 横浜講演」に参加)、お彼岸・お盆・施食法会等の大きな行持の前に正泉寺境内の清掃を行っております。

 


思い出写真館
萱葺きの屋根から瓦屋根へ
1961(昭和36)年
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    工事に携わった世話人の方々
相模原市長の河津勝氏(後列中央)や
市議会議員の森崎政治氏(後列右3人目)
の姿が見える。

 

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